岸田首相の緊急会見。
どんな要件かと思い飛ばし聞きした結果、この1年程の岸田政権の業績の成果の説明。即ち自画自賛だ。
恐らく、「検討内閣」「岸田は何もやっていない」とネットで散々叩かれ続け、かつ内閣支持率も下落の一途を辿っていたところ、国会も終わり、旧統一教会関連法案が成立したこともあり、区切りとして開催したのだろう。
会見時間は約55分。
岸田総理自身の発表時間は約15分。残りの40分間は記者からの質者の受け答え。
大きくは、
「少子化対策」
「旧統一教会被害者救済法」
「経済成長戦略」
「新型コロナ対策」
「年末の予定」
の5本の柱であったように思う。
●少子化対策
・4月始動のこども家庭庁を中心に「こども真ん中社会」に向けた道筋を来年6月までに示す
・出産育児一時金を42万円→50万円
・子ども家庭庁の始動と様々なサポート
●旧統一教会被害者救済法
●経済成長戦略
・29兆円の補正予算
・新しい資本主義
企業・家庭に眠る金を設備投資や技術開発への投資、賃上げに官民が連携して分配
・リスキリング・キャリアアップ・転職など制度改革により構造的賃上げ
・物価賃金生活総合対策本部による逐次の監督
●新型コロナ対策
・インフルエンザとの同時流行も念頭
・感染症法の改定。次の感染症をにらみ。人員確保、病床確保、機動的なワクチン接種
・ワクチン接種回数／１日が100万回を超えた
・ご自身、大切な人を守るためワクチン接種
・年末年始を乗り越え、来年は平時の生活を全面的に取り戻そう
●年末
・令和5年度予算編成と税制改革
・防衛力の抜本的強化（ＧＤＰ2％）、防衛力強化のための財源確保
・グリーントランスフォーメーション実行計画
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