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プロフィール
(以下、ウキペディア引用)
音喜多 駿(おときた しゅん、1983年(昭和58年)9月21日 - )は、日本の政治家。日本維新の会所属の参議院議員(1期)。日本維新の会政務調査会長(第2代)、東京維新の会幹事長。東京都議会議員(2期)、都民ファーストの会都議団幹事長、あたらしい党代表などを務めた。選挙運動や自身のブログ、マスメディア等ではおときた駿の表記も用いられる。
妻は江東区議会議員の三次由梨香[2][3]。
来歴
東京都北区王子本町生まれ(現住所は江東区豊洲5丁目)[4][5]。実家は水道工事店「有限会社 音喜多設備」[4]。いなり幼稚園、北区立王子第二小学校、海城中学校・高等学校、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業[4]。大学卒業後はLVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループに入社し、香水・化粧品メーカーである「ゲラン」で営業・マーケティングを担当する[4]。2012年、LVMHを退社。
2013年、東京都議会議員選挙に北区選挙区(定数4)からみんなの党公認で出馬し、得票数は最下位の4位ながら、初当選を果たした[6]。当選後間もなく、東京都議会のみんなの党会派の幹事長をめぐり、音喜多駿、両角穣、上田令子、塩村文夏の4人の都議の会派異動届が野上ゆきえ都議により提出されたため、会派は分裂し、音喜多を含む4人が新会派「みんなの党」を結成した[7][8]。2013年9月、会派「みんなの党」政策調査会長に就任した[9]。2014年11月、みんなの党の解党が決定され[10]、会派が「かがやけTokyo」に改称された後も引き続き政調会長を務めた(2016年7月で退任[11])。
2015年1月、みんなの党所属の参議院議員だった松田公太を党首に結党した日本を元気にする会に参加した[12]。同年11月23日、シングルマザーだった江東区議会議員の三次由梨香と結婚し、三次の7歳の長女との養子縁組を行った[2][3]。2016年1月、「日本を元気にする会」に離党届を提出し、以後は無所属で活動する意向を表明した[13]。同年7月の東京都知事選挙では小池百合子を支持。2017年1月23日に所属する会派「かがやけTokyo」は「都民ファーストの会 東京都議団」に名称を変更し、その幹事長に就任。
2017年7月の都議会議員選挙では地域政党「都民ファーストの会」の1次公認候補となった[14]。地元の北区選挙区は東京都議会自由民主党の幹事長を務める高木啓が盤石な地盤を持っていたが、前回より大幅に得票数を伸ばして得票数トップで再選した[15][16]。同年7月22日、選挙後の役員人事を受け都民ファーストの会 東京都議団の幹事長を退任[17]。
2017年10月3日、東京都知事の小池百合子(希望の党代表)の国政関与は政治姿勢として疑問がある、という理由で、上田令子とともに都民ファーストの会を離党することを表明し、10月5日に記者会見を行った[18]。その後、会派「かがやけTokyo」を上田都議と2人で設立した[19][20]。2018年10月12日に地域政党「あたらしい党」の設立を発表し、代表に就任した[21]。
2018年10月、週刊文春が11月1日号において音喜多のスキャンダルを報道[22]。音喜多は情報の提供元が上田の後援会事務局長だとして「かがやけTokyo」の会派解消を要求[23]。上田がこれに応じなかったため、音喜多は日本維新の会の柳ヶ瀬裕文(音喜多とは海城中・高、早大の先輩にも当たる)と共に新会派「維新・あたらしい・無所属の会」を結成した[24]。一方で、上田側は地域政党「自由を守る会」名義で音喜多の主張は事実無根であるとの声明を出した[25]。
2019年3月28日、第19回統一地方選挙で行われる北区長選挙にあたらしい党公認で立候補する意向を表明[26]。同年4月21日に行われた区長選は現職の花川與惣太、日本共産党推薦の川和田博らとの戦いとなるも次点で落選した(花川:65,807票、音喜多:54,072票、川和田:22,213票)。投票率は51.74%[27]。
2019年6月3日、記者会見を開き第25回参議院議員通常選挙に日本維新の会公認、あたらしい党推薦で東京都選挙区での出馬を表明した。
選挙中は比例区から立候補した柳ヶ瀬とともに選挙活動を行う。7月21日に投開票が行われ、526,575票を集め5位当選(定数6)。維新としては前身を含め初めての東京からの当選者となった。
2021年2月28日、同年1月の千代田区議補選の候補者擁立を巡る混乱を受け、地域政党「あたらしい党」代表と「東京維新の会」の副代表を辞任することを発表。あたらしい党での身分は党員から党友となり、党人としての活動は維新に一本化する意向を示した[28]。
詳細は「あたらしい党#騒動」を参照
2021年11月30日、日本維新の会の政務調査会長に就任した[29]。
政策・主張
憲法9条について「改正して、自衛隊の存在を明記すべき」という立場をとる[30]。
日米安保体制はもっと強化すべきとしている[31]。
「他国から攻撃が予想される場合は先制攻撃をためらうべきではない」という設問に対し、「どちらかと言えば賛成」と回答[31]。
社会保障費の増加による、若年層の負担増を懸念している[32]。
選択的夫婦別姓制度の導入に「賛成」[33][31]。
同性婚について「賛成」[31]。
日本ウイグル国会議員連盟に所属。
人物
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この節には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。
一次資料や記事主題の関係者による情報源に頼って書かれています。(2017年10月)
あまり重要でない事項が過剰に含まれているおそれがあり、整理が求められています。(2019年3月)
オレンジ色をイメージカラーとして用いている[34]。政治家になるまでは私服で使ったことが一度もない色で、複数の第三者視点で青・赤・オレンジの三色の候補の中から決めてもらったのがきっかけだと述べている[35]。
活動
ブロガー議員
早稲田大学在学中の2004年7月からブログを始める[36]。政治活動の一環でブログを続ける意義について、地方政治の世界はネット上の情報が限られており、「若手の政治家が(情報発信を)やっていくことで、国民が啓蒙されて政治に強くなっていく」と述べている[37]。
初詣ベビーカー論争
板橋区の乗蓮寺がベビーカー利用者による転倒事故などから「警察からの要請」もあり初詣に際して「ベビーカーご利用自粛のお願い」と看板を掲げたことに賛否両論が出た。音喜多はこれを「初詣ベビーカー論争」としてブログに取り上げ、「少子化の最大の原因は、わが国が『子どもを産めば産むほど不自由になる社会』であることだと考えています」と述べた[38]。
東京都北区の情報発信
ブログ以外のソーシャル・ネットワーキング・サービスも積極的に利用しており、Facebookでは選出選挙区である東京都北区のご当地アイドルであるNゼロを交えたイベントや、実質的な所有者である北区の非公式ゆるキャラ「きたパン」のPR活動等、北区の情報発信を行っている[39]。
2016年東京都知事選挙
2016年の東京都知事選挙では、音喜多が所属する会派「かがやけTokyo」は、衆議院議員を辞職して出馬した小池百合子を支持した[40][41]。当選した小池を塾長に設立された「希望の塾」では、事務局に参加している[42]。
NPO活動への参画
2011年の東日本大震災の発生を受け、NPO法人「ふらいパンダ」を設立。石巻市や気仙沼市、釜石市で瓦礫の撤去作業や、フライパンで焼いたカステラを子供たちに配るイベントを通算50回以上開催し、2016年5月まで活動していた[43]。
メディアへの登場
早稲田大学時代の友人であるゲームクリエイターの堀井亮佑のはからいで、セガゲームスのアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』に音喜多をモデルにしたキャラクターが登場した[44][45]。
WOWOWのドラマ『平成猿蟹合戦図』に、「政治取材協力」の名目でスタッフ参加。
騒動
性的マイノリティに関する記述
2013年の東京都議会議員選挙の選挙戦中、学生時代に書いたブログのエントリにおいて「遠くの政治より、目先のホモ」「抜け出せないゲイスパイラル」「僕は女性大好きで健全なヘテロセクシャル」[46]など、セクシャルマイノリティを貶める記述をして性的マイノリティの関係団体から抗議を受けた[47]。そのため選挙後に関係団体を訪問して謝罪し、性的マイノリティの環境の改善を約束することで和解した。以後、警視庁の相談ホットラインにおける記載をセクシャルマイノリティに配慮したものに変更するよう提言し、2014年1月15日、自身の提言が取り入れられたと述べている[48]。
訴訟
2010年、飲み会で知った大手企業のOLと性的関係を持ったが、その年の5月に女性が強姦で被害届を出し、検挙されたが8月に起訴猶予となった[49]。音喜多はこれを男女の行き違いからの誤解で解決済みであり、報じた週刊文春には遺憾、と主張している。また、2018年末には、自身の妻三次由梨香のセックスフレンド容認(妻が不貞行為をすることを音喜多が許し、契約書を交わしたとするもの)を週刊文春が報じ、その情報の発信源を巡って、上田令子都議とその後援会事務局長と係争になり、会派の解消を宣言した[50]。また、妻の三次は自分を悪く書いたとするネットユーザーを2019年、名誉棄損として提訴した[51]。さらに、同年2月末、希望の塾の会計問題を巡って音喜多駿には責任がある、と書いたネットユーザーを慰謝料含め総額280万円を求めて提訴し、訴えられた側は彼の区長選挙の直前であることから自分への批判を封じる為のスラップ訴訟ではないか、と反論している[52][53]。
ALS患者に対する発言
2020年3月11日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者で、人工呼吸器を使用しているれいわ新選組の舩後靖彦参議院議員が新型コロナウイルス感染防止のため国会を欠席したことに関し、自身のtwitter上で「その分の歳費は返納されないと、国民の納得を得るのは厳しい」と投稿した[54]。この投稿に批判が集まり、その後削除した[55]。
2020年7月に「高齢者は見るからにゾンビ」「寝たきり高齢者はどこかに棄てるべき」などの優生思想的な主張を繰り返していた医師[56]らがALS患者の女性に薬物を投与して死なせたとして逮捕される事件が報じられると、維新の松井一郎代表はtwitter上で尊厳死についての議論を党所属議員に促し、音喜多はこれに対し「議論を重ね、方向性と提言を出したいと存じます」と返信した。これらの動きに対し鳥取大学医学部准教授の安藤泰至は、「嘱託殺人の容疑者がたまたま医師であっただけであり、治療を担当してもいない患者を殺すのは、安楽死ではない」として今回の事件を安楽死や尊厳死の是非についての議論に結びつけることに懸念を示し、「安楽死の法制化ではなく、どんな人も生きやすくなる社会について考えるきっかけになってほしい」と指摘した[57]。
議会での居眠り
2021年1月18日に召集された第204回国会において、菅義偉首相の施政方針演説中に音喜多や尾辻秀久らが居眠りしている映像が昼の情報番組などで何度も流された。音喜多は翌19日にtwitterを更新し、「誠に申し訳ありません。今後はこのようなことがないよう、気と体調を引き締めて国会に臨んでまいります」と陳謝した[58]。都議会議員時代の2016年にもFRIDAYに本会議での居眠りを報道されていた[59]ことなどから、twitter上では「昨日だけの問題ではない」と常習性を指摘する声が寄せられた[58]。また歳費一日分を“返上”する意味で、「ふるさとチョイス」へ寄付したという[60]。
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